アマゾン・ドットコムの光と影 【増田増生】

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾン・ドット・コムの光と影

アマゾンの配送センターにアルバイトとして潜入した著者によるルポ。

一応1分で3冊のピッキングがノルマのようですが、形骸化してそうな感じですね。
時給850円とかで最強の効率を生み出すアルバイトを大量投入。人の入れ替わりが激しいのが残酷でもあります。ちょっと前にシルシルみしるでアルバイトのおじちゃんおばちゃんたちが映っていましたが、なんとなく覇気がなかったのもなんだかうなずけてしまいます。
この本の刊行当時(2005年)で400人くらいのアルバイトがいたそうですが、今はどれくらいいるのでしょうか?ちょっと気になりますね。今は大阪にもセンターありますし。

超過酷な現場だとわかっていても、本が大好きなので一度は働いてみたい環境ではあります(本書ではアルバイトに本好きはいないとありましたが…)。