コモディティ化市場のマーケティング理論 【恩蔵直人】

コモディティ化市場のマーケティング論理

コモディティ化市場のマーケティング論理

世の中競争によって発展することって多いと思うのですが、決定的な差を生み出すような差別化ができることってすごく幸せなことだと思います。

家電とか、電化製品とかはまさにレッドオーシャンの代表のように思えてしまいます。

筆者は、上記のようなもろコモディティ化したものではなく、わりとマニアックな例を紹介していることが多いと思います。たとえば医療機器を扱うオペラマスターオペラマスター│株式会社ホギメディカルなど。

「こうすればこうなる!」といった(私が期待していた)理論を記した本ではなかったように思いましたが、それはマーケティングというものが複雑なためだと思います。

ただ、最後のほうに出てきた、利益志向のマーケティング理論というのは、日々実感することが多くその通りだと思うのでメモしておきます。


(p.220より)

コトラーマーケティングコンセプト」なども監訳している著者なので、そっちのほうもぜひ読んでみたいと思います。