「若者はかわいそう」論のウソ 【海老原嗣生】
- 作者: 海老原嗣生
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2010/06/01
- メディア: 新書
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おなじみ海老原さんの1冊。雇用問題において従来の統計の急所をびしっと指摘しております。
つまるところ、大学進学率が増えて、大卒者が増えすぎたので、新卒採用されない大卒者が出てきているといった内容だったと思います。、
個人的には、雇用問題に関しては、著者同様「かわいそうではない」という視点です。
選ばなければ、確実に職を得ることができます。(人間的にものすごい欠陥がある場合は別ね)。
ただし、大人になっていく過程というのは、昔に比べて「かわいそう」だと思います。
不景気もそうですし、個人化社会もそうですし。なにより、田舎で育った私としては、外で思いっきり遊ぶことができずに育つとかはあり得ません。