青の炎 【貴志祐介】

青の炎

青の炎

大人気作家貴志祐介の1冊。貴志作品は初めてです。

構成は極めて機械的で、誰にでも読みやすい一冊だと思います。
印象としては、作者はすんごく頭がいいんだろうなーということ。
作中の殺人方法もそうだけど、理数系(高校数学だけど)や、山月記などの文学作品の引用もあり、知性を感じさせます。
最後に「この方法では人を殺せません」と書いているところも、私にはすごく頭のいい人という印象を与えました。

ぜひほかの作品も読んでみたいと思います。