ユニクロ帝国の光と影 【増田増生】
- 作者: 横田増生
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/03/23
- メディア: 単行本
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以前アマゾンのセンターにアルバイトとして潜入した著者の、ユニクロ評です。
前回と違い、ユニクロではアルバイトとして働いていません。
以前柳井さんの『一勝九敗』を読んだことがあって、側近の方(玉塚さんなど)を大変高評価しておりましたが、今ではほとんどみなさんいないようですね。。。
著者はユニクロの「柳井商店化」を批判的に書いておりますが、これは突き詰めると、
①目標が高く、競争も激しい
②柳井さんは店舗に関することをすべて熟知している
ことによるのだと思います。
特に②は非常に強力で、ユニクロの店舗運営に関して少なくとも柳井さんと同等のナレッジがないと、社長権限移譲なんかは難しい気がします。
そして、柳井さんレベルの店舗知識を持つ方が今後現れるのか(すでにいたらごめんなさい)、現れたとして、柳井さんとうまくやっていけるのか。
スーパーグローバル企業というのは本当に大変そうです。