科学する麻雀 【とつげき東平】

科学する麻雀 (講談社現代新書)

科学する麻雀 (講談社現代新書)

麻雀本で読んだことのある唯一の本。

結果的には、この本のおかげで学んだことも失ったものも多かった。
まず、著者は将来の麻雀王はネット麻雀から誕生すると主張する。
ロジカルを究極で極めた主張。読んだときはほえ〜って感じだった。

でも、社会人になってリアルマージャンをするようになって、この本に書いてあることが当てはまらないことが多いことに気付いた。
 ・聴牌即リーチをかけても、よほどのことがないとあがれない(ツモればよい方)
 ・統計的な強さは「今この1半荘」にはそんなに影響しない
 ・リアルな場で感じる相手の打ち筋とか、癖とかのほうが有力な情報。人間は機械ではない。

あと、よくわかったのは、リアルのほうが出費がでかい。つまり、かかるものが大きいので、打ち方は当然変わる。そういう場での強さが、私が思う「麻雀の強さ」なのではないかと思う。

といってもネット麻雀も好きなので、雀龍門でよく打っていますが。。

何回やっても勝てない先輩に、いつか勝ちたい。